村上ファンド事件第 14 回公判傍聴記

村上ファンド事件第 14 回公判傍聴記

村上 世彰被告(M & A コンサルティング前代表)の村上ファンド事件第 14 回公判は、平成 19 (2007) 年 2 月 20 日(火)10 時に東京地方裁判所 104 号法廷で開かれました。

村上被告は黒のスーツにグレーのネクタイで、被告人席の長椅子の中央には鞄を置き、自分は裁判官席寄りに座っていました。

村上被告は、水色のファイル(厚さ 2 cm くらい)とクリップで留めた資料(厚さ 1 cm くらいが 2 つ)を机に置き、コクヨの B5 の赤の Campus ノートも用意していました。

村上被告と弁護側は飲み物なしでしたが、検察側は午前中は吉開 多一検事と入谷 淳検事が/午後は 3 人ともカルピス伊藤忠ミネラルウォーター「エビアン」の 330 ml ペットボトルをプラスチックの紙コップについで飲んでいました。

トリイ ジュンコ(表記不明)氏(M & A コンサルティング元社員)は飲料を持込まず、裁判所からの水差しも辞退しました。

トリイ氏は、二言目には「堀江 貴文被告(ライブドア前社長)は『フジテレビ取れますか?』と初歩的な質問をした」と言うので、食傷気味でした。

堀江被告の公判で、分離公判中の小林 元被告(ゼネラル・コンサルティング・ファーム代表取締役公認会計士)や久野 太辰被告(港陽監査法人公認会計士)が証言そっちのけで自己弁護していたのを除けば、トリイ氏ほど支離滅裂な証人尋問は初めてです。

反対尋問で、「鮮明に記憶がありません」と聞き覚えのない日本語できっぱり証言するのには、裁判官も検察側も笑っていました。

再主尋問でも、柏崎 秀幸裁判官が頭を抱えて苦笑しながら、検察側の尋問に頷いていました。

森田弁護士はベトナムまでヒアリングに行き、トリイ氏は証人尋問のために帰国したそうですが何の意味もなく、偽証罪に問われなかっただけマシでしょう。

この日は、11 時 55 分から 13 時 30 分までの休憩を挟んで、証人尋問が行われました。

トリイ氏への反対尋問に立ったのは森田弁護士で、再主尋問に立ったのは吉開検事です。