「村上被告『全部の証券会社に電話しろ』」村上ファンド事件証人・岡島 サトシ氏への弁護側反対尋問

「村上被告『全部の証券会社に電話しろ』」村上ファンド事件証人・岡島 サトシ氏への弁護側反対尋問

ニッポン放送株の購入

  • ニッポン放送株を購入できるときは、一気に購入した
    • 流動性が低く、市場外で購入する準備が必要なので、ブロックの売主を探すため、証券会社に平成 16 (2004) 年 10 月下旬から打診していた
      • 証券会社からの返事は、すぐの場合もあるし数日後の場合もある
    • 村上 世彰被告(M & A コンサルティング前代表)に「全部の証券会社に電話しろ」と言われたのは、10 月後半から断続的にだろう
      • (「供述調書に、『イタリア旅行から帰国して、10 月 12 日に出社した。1 ヵ月くらいして、取引のある全部の証券会社に電話するよう村上被告に指示された』とある」との弁護側に対し)1 ヵ月は経っていないだろう
  • 大量保有報告書の変更報告書を提出した後の 11 月 12 日にも、ゴールドマン・サックス証券とクレディ・スイス・ファースト・ボストン証券と日興シティグループ証券からブロックで購入した
    • 声を掛けていたし株価も上昇していなかったから、遅れて出た分も購入した
  • 11 月 4 日から 12 日までに 49 万 6620 株を購入して、合計 476 万 6490 株になった
    • 11 月 13 日から 12 月 15 日までは、ほとんど購入していない
      • 11 月 11 日に 13.54 %(444 万 1620 株)だったから、3130 株購入して 14.54 %(476 万 9620 株)になったら、大量保有報告書の変更報告書の提出義務が生じるからだろう
  • 12 月 16 日に、メロンに 54 億 7400 万円が入金された
  • 12 月 16 日に、日興シティグループ証券とゴールドマン・サックス証券からブロックで購入した
    • 14.54 % を超えたので、12 月 24 日に大量保有報告書の変更報告書を提出することになった
    • 11 月 4 日と同様に、5 営業日以内に集中購入した
      • 12 月 16 日にゴールドマン・サックス証券から 4 万株や 12 月 16 日に日興シティグループ証券から 19 万 6700 株とドイチェ証券から 12 万 9900 株など
    • 12 月 16 日の前にも村上被告に「全部の証券会社に電話しろ」と言われた、と思う
  • 12 月 20 日に、メロンの NAV 規制を 20 % から 25 % へ一時解除する申請を行った
  • 12 月 24 日までの購入で、平成 17 (2005) 年 1 月 5 日に大量保有報告書の変更報告書を提出する義務が再発生したので、平成 16 (2004) 年 12 月 24 日以降も購入を続けた
    • MAC スモールキャップ投資事業組合で購入した理由は、知らない
      • (「MAC ジャパンとメロンは NAV 規制の上限に達したからではないか?」との弁護側に対し)分からない
  • 平成 17 (2005) 年 1 月 17 日に、フジテレビが「5950 円でニッポン放送を TOB する」と発表した
    • 「5950 円以下は購入、5990 円以上は売却」と注文すると、1 月 18 日に売却が約定した
    • 1 月 24 日以降も、7 万 8000 株強を売却した
  • 2 月 6 日か 7日に「ニッポン放送株をライブドアへ売却する」「ライブドアが経営権掌握を狙っている」と聞き、2 月 8 日に売却した
    • ライブドアは証券業界では良い評判ではなかったので、よりによって、と思った
    • 村上被告は堀江 貴文被告(ライブドア前社長)の話をすることもあったが、雑談にすぎず仕事の話はなかった

取調べ

  • 平成 18 (2006) 年 5 月 31 日以降の取調べのために、前日にシンガポールから帰国して村上ファンドの事務所へ行き、滝沢 建也氏(M & A コンサルティング副社長)と話をした
    • 別れ際に、滝沢氏は「正直に話せばいい」と言った
  • 取調べが始まってから、内容を滝沢氏に報告した記憶はない