「ニッポン放送株を購入できるだけ購入」村上ファンド事件証人・岡島 サトシ氏への弁護側反対尋問
村上ファンド
- 平成 17 (2005) 年夏か秋に、村上ファンドはドリームテクノロジーを取引した
ニッポン放送株の購入
- 平成 16 (2004) 年 10 月に証人がイタリア旅行から帰国した頃から、ニッポン放送への取組み方が変わった
- 以前の売買の判断基準は、フジテレビ株との乖離を利用した機械的な鞘取りだった
- 乖離率だけではなく、入金事情や大量保有報告書の変更報告書の提出義務もある
- 1 % 以上の変動があると、大量保有報告書の変更報告書を 5 営業日以内に提出する義務がある
- 村上被告は、大量保有報告書の変更報告書には過剰なくらい神経を尖らせていた
- 「提出後は株価上昇が予想されるから、義務が発生したら 5 営業日以内にできるだけ購入してくれ」と言われていた
- 以後の売買の判断基準は、入金事情や大量保有報告書の変更報告書の提出義務になった
- 乖離率を意識しなくなったので、状況の変化を感じた
- MAC ジャパンとメロンと MAC スモールキャップ投資事業組合の NAV 規制も意識した
ニッポン放送株の売買
- 取調べでは、入金日や大量保有報告書の変更報告書の提出義務までは検討していない
- 1 月から、MAC ジャパンとメロンはニッポン放送株を大量に購入した
- 3 月上旬までに 100 万株以上
- 経緯は覚えていない
- 4 月 21 日から 6 月 9 日までは、売買なし
- 4 月 20 日のニッポン放送の株主総会で、村上被告の社外取締役選任の提案を拒否された
- 6 月 8 日に、村上被告は提案を撤回した
- 株価は 5 月 6 日に 6200 円/5 月 20 日に 5080 円と変動しているが、取引していない
- 株主提案がインサイダー取引や風説の流布に抵触することを心配していたのではないか
- 6 月 10 日から、売買を再開した
- 10 月中旬に、取組みの強度が変わった
- 10 月 8 日に大量保有報告書の変更報告書を提出すると、翌営業日の 10 月 12 日以降の株価が大幅下落した
- 10 月 20 日に、メリルリンチ証券から約 25 万株を購入した
- メロンの NAV 規制を一時解除していたことは、後に知った
- 11 月頃まで、買えるだけ買う基本方針は変わらなかった
- 10 月 26 日まで、MAC ジャパンとメロンは購入を続けた
- 10 月 27 日から 11 月 2 日までは、購入を停止した
- 資金切れか、大量保有報告書の変更報告書の提出義務が発生しないようにしていたか、NAV 規制の上限に達したのだろう
- 10 月 8 日に大量保有報告書の変更報告書を提出したとき、12.02 %(394 万 4170 株)だった
- 13.02 %(427 万 2170 株)になったら、大量保有報告書の変更報告書の提出義務が発生する
- 10 月 26 日に 426 万 9870 株になっており、残り 2300 株だった
- 11 月 2 日に、MAC ジャパンに 52 億 9000 万円が入金された
- 11 月 4 日に、購入を再開した
- 大量保有報告書の変更報告書の提出義務が発生したので、5 営業日目の 11 月 11 日までに MAC ジャパンは購入できるだけ購入した
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